NHK新日本風土記「SL」

2017年03月24日 

昨年4月29日夜9時よりNHKの「日本風土記」で紹介された「鉄道の街にいつ」が1年ぶりに再放送されます。4月20日(木)夜11:45よりNHKBSにて放送されますので、まだご覧になってない方は、是非ご覧ください。

 

タイトル 「SL」

 

今から140年以上前、鉄道が日本を元気にした。そして、鉄道がふるさとをつないだ…。
その主役は、地響きのような汽笛を響かせながら走る蒸気機関車 (SL)。戦前から戦後の高度成長期の間、人や貨物を日本列島各地に運んだ車両である。
そのSLが、静岡の大井川本線や、山口線を皮切りに徐々に観光列車として復活。北海道から熊本まで、全国11路線で当時の姿を取り戻し、たくましく走っている。そんな懐かしい風景を残す路線には、SLが地域に運んだ風土や、SLと共に暮らしてきた人々の営みがある。
力強く走るSLに励まされる山里の農家、そして町の4人に一人が国鉄員と言われた鉄道の町で年に一度、みんなが楽しみにした慰安会。さらに、列島横断を果たした鉄道開通の喜びが、今も生活の張りになっている町がある。
日本人と共に一時代を歩んだSL。様々な思いを馳せる人々の物語を沿線から見つめる。

  • 【山口】峠の“貴婦人” … SLの音に励まされ、たくましく生きる山里の暮らし
  • 【大阪】“デゴイチ”再び … デゴイチを蘇らせる鉄職人の手仕事
  • 【長崎】もうひとつの“デゴイチ” … 段ボールでSLを再現し、全国を巡回する66歳の旅
  • 【熊本】春の汽笛 … 険しい山々を縫って開通した鉄道がもたらした繁栄。
  • 【新潟】ようこそ“鉄道の町”へ … 鉄道の町が一つになる、年に一度の「素人演芸」